自閉症スペクトラム障害

自閉症スペクトラム障害は、社会性やコミュニケーション能力等の発達遅滞を特徴とする発達障害の総称です。 自閉症、アスペルガー症候群などがあります。

自閉症スペクトラム障害

親御さんが、お子さんが目線を合わせようとしなかったり、友達ができずに一人遊びが多いとか、幼稚園や保育園からの行き帰りの道順にこだわったりとかの特定のこだわりがあったり、言葉の出が遅かったりするような兆候を見て、ご自分のお子さんが発達障害ではないかと疑い、発達支援センター等の専門施設に相談されるケースが多いです。

(1)対人的相互反応における質的障害(相手の気持ちがつかめない、場にあった行動がとれない)
(2)コミュニケーションの障害(言葉の使用の誤り、会話をつなげない)
(3)行動、興味、活動が限定していて反復・常同的

3つの障害の程度によって、自閉症、アスペルガー症候群などと診断されます。
アスペルガー症候群は、知的な障害はないので「知的障害のない自閉症」と呼ばれる場合もあります。

これらに加えて、何らかの感覚過敏が90%の人にみられます。

聴覚(機械音、サイレン、ピストルの音、雑踏(ざっとう)の音など)、味覚(偏食になる)、視覚(絵本の特定のページ、CMの場面)、触覚(抱かれる、洋服を着るなどの皮膚接触を嫌う)など特定の刺激に苦痛不快を示します。

自閉症
アスペルガー症候群

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