生活の中に取り入れられるヨガ

2021年も半年を過ぎました。新型コロナウイルス感染症も落ち着くことがなく、なかなか安心して生活できる日がきませんね。生活面では色々なことが制御され我慢が続く日々を過ごされていることと思います。生活スタイルや、働き方など様々な事が変化してきていることでしょう。大人だけでなく、子どもも今までに感じたことのない不安や、気持ちの落ち着きのなさを感じていることと思います。正しい量の心の動きは、マインドを活性化して課題に集中することを助けてくれます。しかし、あまりにも不安が多すぎると体や神経や脳を疲労させ、最適に機能することが難しくなります。そんな時に、少しでもリラックス・リフレッシュできる方法を今日はお伝えしたいと思います。

副交感神経のコントロールを助ける迷走神経のリラクゼーション反応を活性化することで、不安になった神経系を鎮静させる効果がヨガにはあるといわれています。ヨガのゆったりとした動きと意識的な呼吸の組み合わせがマインドをリラックスさせストレスや不安を低減させてくれるのです。

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ヨガと不安について覚えておくべき5つのこと

① 長い練習をするよりも、短い練習を頻繁に行いましょう!

長い時間ヨガをしなければいけないと思う気持ちから継続しないこともあるでしょう。1日10分であっても頻繁にすることで、週に1度の長い時間練習するよりも効果があります。

② 様々なヨガを試してみましょう!

神経系の不快感をなだめるために、ゆったり動くことも(あるいはまったく動かないこと)が正しいリセット方法になることもあります。しかし、人によってはリラックスする前に激しく動くことが必要な場合もあります。ですから、様々なアプローチを試してみましょう。

③ 落ち着く空間を見つけましょう!

心地よい温度、薄暗い明り、場合によっては静かな音楽をかけ、神経系に優しい空間で行ってみてください。

④ 呼吸を意識しましょう!

ゆっくり呼吸をしながら行いましょう。練習している時だけでなく、生活の中でも意識した呼吸を心がけましょう。

⑤ ヨガが不安に対して効果を発揮し始めるには、継続的な練習と時間が必要です。

不安を抱えてきた期間の長さやその状態によってはヨガの良い影響が感じられるまで時間がかかるかもしれません。続けることで心や体に少しずつ変化が見られてくると思います。

☆簡単なポーズ☆ 仰向けになり、膝を曲げ、足を腰幅に開いて床に足の裏をつける。両膝を合わせる。目を閉じても、目線を和らげ、下げても良い。とても簡単なポーズなので生活の中に取り入れてみてください。

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