自閉症の治療


「私は、自閉症によって、自分がコントロールできない体の中に閉ざされています」
 
Autism has lockd me inside a body I cannot control.
 
こんな強烈メッセージで始まる
カーリー・フライシュマンさんも自閉症により言葉を話すことができません。
 
4年前に公開された、Carly’s Cafe – Experience Autism Through Carly’s Eyes
 
カーリーの目を通して、
自閉症を類似体験できるビデオや、「Carly’s Voice」は、ベストセラーになりました。
 
そんなカーリーさんは小さい頃に、ご両親のすすめで、
パソコンのキーボードに言葉を打ち込むことを覚えていきました。
 

 
自閉症児は、言葉の質的にも量的にも障害があります。
 
自閉症児のうち約40%は、適切な支援が得られない場合、
言語がまったく発達せず、それを他の手段を使って補うこともできません。
 
話し言葉が発達する自閉症児も、そのスキルを他者との会話に適切に用いることがでず、
言葉や文章を機械的に繰返したり、話すスピードや抑揚が平坦であったり
 
「いってきます」「いってらっしゃい」などのやりとりの混乱、
受容言語と表出言語のバランスが悪いことなどが特徴的です。
 
自閉症は、
 
脳神経細胞の機能不全、神経細胞によるシナプスがうまく作れなくない、
シナプス形成不全、シナプス間の神経伝達物質の伝達不全などで、
 
自分を取り巻く様々な物事や状況が、定型発達者と呼ばれる私たちと同じように
脳に伝わらないために、結果として、対人関係、コミュニケーションの困難さ、
特定の物事への執拗なこだわりがでる障害です。
 
脳の発達は6歳ぐらいまでに、脳細胞やシナプスの形成などが、
成人の90%程度までに達するため、
環境的原因の影響を受けやすく、比較的低年齢の時に発生すると考えられます。
 
検査によって上記の環境原因が見つかった場合は、
これらの原因を除去、改善することで脳機能の改善と発達を促す事が出来ます。
 
つまり治療不可能と言われていた自閉症の中にも治療可能なもがあるのです。
 
脳の発達はある程度の年齢で完成しますので、
できるだけ早期に治療を開始することが望ましいのです。